ドコモ光と楽天ひかりを徹底比較!スマホキャリア別の実質料金で違いを分析

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この記事はこんな人におすすめ
  • ドコモまたは楽天モバイルを使っていて、光回線とスマホをまとめて安くしたい方
  • 家族の通信費を「実質料金」で本気で見直したい方
  • 自分に合うのはドコモ光か楽天ひかりか、数分で判定したい方

結論、ドコモユーザーならドコモ光、楽天モバイルユーザーなら楽天ひかりが最適です。

なぜなら、両社の実質料金は「スマホセット割」と「キャッシュバック」でほぼ決まり、使っているスマホによって最安が入れ替わるからです。

しかし、月額の安さだけで選ぶと損をすることがあり、ahamoはセット割の対象外・ドコモと楽天モバイル以外のスマホはどちらも割引が効かないといった落とし穴もあります。

この記事は、大手通信会社で10年以上にわたり光回線の販売・企画に携わった筆者が、みんそくの実測データ145件をもとに、料金・速度・スマホ割・キャンペーンの6軸で中立に比較しました。

元大手通信会社社員/
インターネットアドバイザー

Taku

筆者

国内大手通信会社で12年間、光回線事業に従事。法人営業では全国記録となる「月間約3,000回線」を達成。Wi-Fiサービスの新規事業立ち上げや、総務省との協議及び電気通信事業法に基づく制度設計を担当。社長表彰3度受賞|累計4,000人以上の回線選びをサポート

目次

結論|3問で判定するあなたに合うのはどっち診断チャート

結論、ドコモ光と楽天ひかりのどちらを選ぶべきかは、あなた(と家族)が使っているスマホキャリアでほぼ決まります

理由は、両社の実質料金を最も大きく左右する「スマホセット割」が、キャリアによって効いたり効かなかったりするからです。

月額料金や速度の差よりも、このスマホ割の有無による差の方がはるかに大きくなります。

3問で最適解を導く|スマホ×家族×用途の診断フロー

最短で結論にたどり着きたい方は、次の3問に答えるだけで自分の最適解が分かります。

私がお客様の最適プランを絞り込むときに使っていた判断軸を、そのまま診断フローに落とし込みました。

順番に見ていきましょう。

STEP
Q1|スマホは?

あなたと家族のメインスマホが「ドコモ系」「楽天モバイル」「それ以外」のどれかを選びます。

STEP
Q2|経済圏は?

楽天モバイルの方は「楽天市場を月に何度も使うか」、ドコモの方は「dポイントを日常的に使うか」を確認します。

STEP
Q3|用途は?

「速度優先(在宅ワーク・オンラインゲーム)」か「毎月の還元優先」かを決めます。

この3問の到達点は、次の3分岐に整理できます。

あなたのタイプ最適解
ドコモのスマホを使っている
ドコモ光一択!
楽天モバイル+楽天市場ヘビーユーザー
楽天ひかり
⇒ただし場合によっては他回線の方が安い
上記どちらにも当てはまらない
他社光回線も検討
(後ほど解説)

3つ目の「どちらも当てはまらない」に該当した方も、あわてる必要はありません。

その場合の具体的な代替案は、記事後半のタイプ別おすすめで解説しています。

スマホキャリア別のドコモ光と楽天ひかり診断チャート

なお、同じドコモでもahamoはドコモ光セット割の対象外という重要な例外があります。

ahamoユーザーの選び方は、後ほど専用の見出しで詳しく解説します。

スマホキャリア別のドコモ光と楽天ひかり結論早見表

自分のスマホキャリアの行を見るだけで、どちらを選ぶべきかと、その理由が一目で分かります

診断フローの結論を、スマホキャリア6区分の早見表に落とし込みました。

スマホキャリアおすすめ月額の目安(1ギガ)一言理由
ドコモ(ドコモ MAX・ドコモ mini等)
ドコモ光
戸建て5,720円
マンション4,400円
セット割最大1,210円/回線+GMO独自キャッシュバック
ahamo
ahamo光/他回線
同上セット割は対象外だが独自キャッシュバックは対象
楽天モバイル
楽天ひかり/他回線
戸建て5,280円
マンション4,180円
毎月1,000ポイント還元+楽天SPU+2倍
au・UQモバイル
他回線
他社光回線の方が実質お得(後述)
ソフトバンク・ワイモバイル
他回線
他社光回線の方が実質お得(後述)
その他の格安SIM
他回線
実質料金だけで選ぶのが正解(後述)

表のとおり、キャリアを踏まえて光回線を選べば失敗しません。

一方で、au・ソフトバンク・格安SIMのユーザーは、ドコモ光も楽天ひかりも割引が効きません

この層は本記事後半のタイプ別おすすめで、より安くなる他社光回線を確認してください。

元大手通信会社社員

Taku

筆者コメント

早見表の判定根拠

早見表の「おすすめ」は、実質料金(月額、初期費用、スマホセット割、キャッシュバック等)で判定しています。ドコモ光は月額が特別安いわけではありませんが、セット割とキャッシュバックを合算すると、ドコモユーザーでは実質料金が逆転するケースが多いためです。

迷ったら経済圏で判定|dポイントならドコモ光・楽天なら楽天ひかり

判断に迷ったときは、普段ためているポイント経済圏で選ぶ方法もあります

理由は、光回線を長く使うほど、毎月の還元ポイントが実質的な割引として積み上がるからです。

判定の目安は次のとおりです。

  • dポイントを日常的に使う人
    ⇒ドコモ光
  • 楽天市場・楽天カードをよく使う人
    ⇒楽天ひかり

楽天ひかりを契約すると、楽天モバイルとのセットで毎月1,000ポイントが還元され、さらに楽天市場での買い物が楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)で+2倍(+2%)になります。

このうちSPU+2倍の上乗せ分を、楽天市場の年間支出額別に試算すると次のようになります。

楽天市場の年間支出楽天ひかり契約による上乗せ還元(+2%)
年3万円約600ポイント/年
年10万円約2,000ポイント/年
年30万円約6,000ポイント/年

楽天市場のヘビーユーザーほど、この上乗せ還元のインパクトは無視できません。

ただし、SPUの獲得ポイントには月間の上限が設定される場合があるため、上限の有無は申し込み前に楽天公式で確認しておきましょう。

一方のドコモ光は、dポイントの付与やdカードとの連携でドコモ経済圏に還元が積み上がるため、普段からdポイントを使う人ほど選ぶ価値があります。

提供エリア|どちらもコラボ光で全国対応

エリアについては、基本的にどちらを選んでも心配いりません

ドコモ光と楽天ひかりは、どちらもNTT東西のフレッツ光の設備を借りて提供するコラボ光(ドコモ光や楽天ひかりなど)で、提供エリアはフレッツ光と同一だからです。

エリアで優劣はつかないため選び分けの基準にはなりませんが、10ギガプランだけは事情が異なります。

10ギガはドコモ光のみ提供(楽天ひかりは非対応)

高速な10ギガを使いたい方は、実質的にドコモ光の一択になります。

楽天ひかりは10ギガプランを提供しておらず、対応しているのはドコモ光だけだからです。

そのため、在宅ワークやオンラインゲームで最高クラスの速度を求める方は、この時点で選択肢がドコモ光に絞られます。

10ギガはVDSL方式では契約できない
マンションでVDSL方式(電話回線を使う配線方式)をお使いの場合、そもそも10ギガは契約できません。10ギガは、光ファイバーが部屋まで引き込まれる「光配線方式」が前提となるためです。

自宅が10ギガに対応しているかは、申し込み前に必ず確認しておきましょう。

ドコモ光の10ギガの詳しい対応状況や実際の評判は、ドコモ光10ギガの解説記事で詳しく紹介しています。

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実質料金比較|スマホキャリア別の総額で最安を判定

実質料金で比べると、ドコモユーザーはドコモ光、楽天モバイルユーザーは楽天ひかりがお得になります。

理由は、月額料金そのものよりも「スマホセット割」と「キャッシュバック」を含めた総額の方が、家計へのインパクトがずっと大きいからです。

そこで本章では、スマホキャリア別に両社の実質料金(総額)を並べ、自分に当てはまる行の最安を確認できるようにまとめました。

まずは、スマホキャリア別の実質料金を確認しましょう。

【1ギガ】スマホキャリア別の実質料金

1ギガの実質料金は、自分のスマホキャリアの行を見るだけで最安がひと目で分かります

以下は、キャッシュバックとスマホ割を含めた契約期間トータルの実質料金です。

実質料金

スマホキャリアドコモ光
(マンション/戸建て)
楽天ひかり
(マンション/戸建て)
ドコモ1,512円/86,724円99,096円/188,856円
楽天モバイル申込不可
(ドコモ以外は申込不可)
75,096円/152,856円
au・UQモバイル申込不可
(ドコモ以外は申込不可)
99,096円/188,856円
ソフトバンク・ワイモバイル申込不可
(ドコモ以外は申込不可)
99,096円/188,856円
その他の格安SIM申込不可
(ドコモ以外は申込不可)
99,096円/188,856円

表を見ると、ドコモ光はドコモユーザー以外は申込対象外になっている点が最大のポイントです。

これは、ドコモ光のメリットの核であるセット割がドコモ回線でしか効かないため、他社スマホでは選ぶ意味が薄いことを表しています。

キャリア別の読み解き方を、順番に見ていきましょう。

ドコモユーザー|ドコモ光が実質最安

ドコモユーザーは、ドコモ光を選べば実質料金が圧倒的に安くなります

セット割で月々の負担が下がるうえに、GMOとくとくBBの独自キャッシュバックが総額を大きく押し下げるためです。

とくにマンションはキャッシュバックとセット割で月額がほぼ相殺されて実質1,512円まで下がり、戸建てでも86,724円と、楽天ひかりの188,856円を総額で大きく下回ります。

楽天モバイルユーザー|楽天ひかりが最適

楽天モバイルユーザーは、楽天ひかりを選ぶのが最適解です。

ドコモ光はセット割が効かず申込対象外となる一方、楽天ひかりは楽天モバイルとのセットで実質料金が下がるためです。

楽天モバイルとセットにした場合の実質料金はマンションで75,096円・戸建てで152,856円となり、楽天市場や楽天カードを使うほどポイント還元の価値が高まる楽天経済圏の方に向いています。

実質料金を最優先するなら他社も検討
楽天モバイルユーザーでも、実はビッグローブ光やauひかりなどの方が実質料金は安くなるケースがあります。ポイント還元より現金での安さを重視する方は、あわせて比較してみてください。

その他キャリア(au・SB・UQ等)|ドコモ光は選べない

au・ソフトバンク・UQモバイルなどのユーザーは、ドコモ光が申込対象外で、楽天ひかりもセット割が効きません

楽天ひかりの実質料金はマンション99,096円・戸建て188,856円でスマホ割がないぶん割高なため、自分のスマホキャリアに対応した光回線を選ぶ方が安くなります。

具体的な代替案は、記事後半のタイプ別おすすめで解説しています。

【10ギガ】ドコモ光のみ提供|楽天ひかりは非対応

10ギガを検討している方は、実質料金を比較するまでもなくドコモ光の一択です。

楽天ひかりは10ギガプランそのものを提供しておらず、対応しているのはドコモ光だけだからです。

ドコモ光の10ギガの実質料金は、ドコモユーザーでマンション9,750円、戸建て71,790円となっています。

月額料金の内訳|マンション・戸建て別の比較

月額料金の額面だけを見ると、実は楽天ひかりの方が安いです。

両社の割引前の月額を並べると、差額がはっきりします。

プラン(1ギガ)ドコモ光楽天ひかり
マンション4,400円4,180円
戸建て5,720円5,280円

このため、月額の安さだけで考えると楽天ひかりを選びたくなります。

しかし、額面の月額と実質料金はまったくの別物です。

ドコモユーザーがドコモ光を選べば、セット割とキャッシュバックで実質料金は逆転し、楽天ひかりより大幅に安くなります。

割引終了後の月額まで確認する
代理店キャンペーンの割引が終了した後の月額まで含めて見ないと、「割引終了後に毎月の負担が増える」という落とし穴にはまることがあります。

月額の額面は入り口の目安にとどめ、最終判断は必ず実質料金で行うのが失敗しないコツです。

初期費用・工事費・事務手数料の比較

初期費用は、どちらも工事費が実質無料になるため、実質的な差はごくわずかです。

内訳を並べると、違いは事務手数料に集約されます。

項目ドコモ光楽天ひかり
事務手数料4,950円3,300円
工事費(マンション)実質無料実質無料
工事費(戸建て)実質無料実質無料

事務手数料だけを見ると楽天ひかりの方が安いものの、金額差は数千円程度です。

そのため、初期費用は選び分けの決め手にはなりにくく、判断はやはり実質料金と月々の負担で行うのが妥当です。

ただし、工事費の「実質無料」には見落としがちな条件があります。

短期解約時の工事費残債の落とし穴

工事費が実質無料になるのは、一定期間の継続利用が条件になっているケースがほとんどです。

工事費を分割払いにし、その分割額と同額を毎月割引することで「実質無料」を成立させているためです。

そのため、割引期間の途中で解約すると、残っている工事費が一括で請求されます。

たとえば工事費28,600円を24回の分割にしている場合、開通から12ヶ月で解約すると、残り約14,300円が一括で請求される計算です。

さらに注意したいのが、キャッシュバックの受取前に解約してしまうケースです。

この場合、工事費の残債を請求されたうえに、キャッシュバックももらえないという二重の損が発生します。

短期での乗り換えを繰り返すつもりの方は、この残債とキャッシュバックの受取タイミングを必ず確認しておきましょう。

実質料金の計算式|月額+初期+オプション−CB−スマホ割

本記事の実質料金は、「契約期間中の月額と初期費用の合計から、キャッシュバックとスマホ割を差し引いた総額」です。

月額の安さだけでは見えない「初期費用」や「キャッシュバック」「スマホ割」をすべて織り込むことで、本当の負担額が分かるためです。

各社の数値は、当サイトが管理する比較データベースの標準値をもとにしています。

元大手通信会社社員

Taku

筆者コメント

代理店キャッシュバックは受取率に注意

GMOとくとくBBのような代理店キャッシュバックは、受取手続きの有無で最終的な実質額が変わります。私が通信業界にいた頃も、受取手続きを忘れて満額をもらい損ねる方は一定数いました。本記事では受取条件が比較的シンプルで、受け取りやすい窓口を優先して評価しています。

なお、キャッシュバックは開通後にまとめて受け取る一時金です。

そのため実質料金はあくまで総額をならした数値で、毎月の口座から引き落とされるのは月額そのものになります。

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速度比較|みんそく直近1ヶ月の実測データランキング

速度で選ぶなら、実測データでも一貫してドコモ光の方が速いという結果になりました。

とくに10ギガプランはドコモ光だけの提供で、1ギガ同士でもドコモ光がわずかに上回ります。

ただし、楽天ひかりも日常利用には十分な速度が出ているため、まずは客観的な実測データから確認していきましょう。

調査環境|「みんなのネット回線速度」から実測値145件(ドコモ光10ギガ25件・1ギガ46件/楽天ひかり1ギガ74件)を抽出しました。集計時点は2026年7月で、接続方式・住宅種別・端末・都道府県の観点で整理しています。数値はIPv6(IPoE)接続の実測中央値です。編集部の自社計測ではなく、公開データの集計です。出典:みんなのネット回線速度

下り・上り・Pingの平均値比較

3系統の実測中央値を並べると、ドコモ光10ギガが下り2,000Mbps超で頭ひとつ抜けています

1ギガ同士ではドコモ光と楽天ひかりの差は小さく、Pingにいたってはほぼ横並びです。

回線・プラン下り(中央値)上り(中央値)Ping(中央値)
ドコモ光 10ギガ約2,164Mbps約1,550Mbps約16.4ms
ドコモ光 1ギガ約504Mbps約311Mbps約15.8ms
楽天ひかり 1ギガ約441Mbps約230Mbps約15.1ms

1ギガの下りはドコモ光504Mbpsに対し楽天ひかり441Mbpsで、その差は約60Mbpsにとどまります。

どちらも動画視聴やWeb会議には十分な速度で、体感で差を感じる場面は限られます。

なお、速度は用途によって見るべき数値が変わります。

  • 動画視聴やダウンロードが多い ⇒ 下り速度を重視
  • 動画配信やクラウドへのアップロードが多い ⇒ 上り速度を重視
  • オンラインゲームをする ⇒ Ping値を重視

自分の使い方に合った数値で比較するのが、失敗しない選び方です。

時間帯別|夜間帯(19-24時)の速度落ち込みの実測結果

両社とも夜間は速度が落ちますが、絶対値では常にドコモ光が上回ります

利用者が集中する夜間帯(19時〜24時)は、どの光回線も速度が下がりやすいためです。

以下は、みんそくのサイト集計(全プランの時間帯別平均値)による下り速度の比較です。

時間帯ドコモ光楽天ひかり
約677Mbps約382Mbps
約705Mbps約373Mbps
夕方約621Mbps約319Mbps
約497Mbps約279Mbps
深夜約728Mbps約374Mbps

ドコモ光は昼705Mbpsから夜497Mbpsへと約3割落ちますが、それでも500Mbps近くを保ちます。

楽天ひかりは昼373Mbpsから夜279Mbpsへと約2.5割落ち、夜間は300Mbpsを下回る水準まで下がります。

とはいえ夜間の279Mbpsでも動画視聴やZoom会議は問題なく使え、大容量のダウンロードやオンラインゲームで夜間も余裕がほしい方はドコモ光の方が安心です。

楽天ひかりのクロスパス方式が夜遅くなる理由

楽天ひかりで「夜になると遅い」という声があるのは、接続方式が「クロスパス」であることが関係しています

今回の実測データでも、楽天ひかり74件中64件がクロスパス方式で接続していました。

クロスパスとは、アルテリア・ネットワークスが提供するIPv6(IPoE)接続方式のことで、方式そのものが悪いわけではないものの、仕組みを知っておくと納得しやすくなります。

アルテリア・ネットワークスVNEの構造と帯域制御

クロスパスは、VNE(IPv6接続を提供する事業者)の1つであるアルテリア・ネットワークスが担っています。

VNEとは、Virtual Network Enablerの略で、各プロバイダに代わってIPv6の高速通信の出入り口を提供する事業者のことです。

このVNEの通信網は多くの利用者で共用するため、利用が集中する時間帯には全体の速度が下がりやすくなります。

元大手通信会社社員

Taku

筆者コメント

クロスパスだから遅いと決めつけない

楽天ひかりが夜間に落ち込むのも、この共用網の混雑が一因と考えられます。ただし混雑の程度はエリアや時期で変わるため、クロスパスだから必ず遅いと決めつけるのは正確ではありません。実際に日中や深夜は370Mbps前後まで回復しており、時間帯による差が大きいのが特徴です。

混雑を回避する時間帯シフト・ルーター設定の実務

夜間の速度が気になる場合でも、乗り換える前に試せる対処法がいくつかあります

まずは手軽にできることから確認してみてください。

STEP
ルーターの再起動

まずはルーターの電源を入れ直し、一時的な不調をリセットする。

STEP
利用時間帯の見直し

大容量のダウンロードや更新は、混雑する夜間を避けて深夜や早朝に回す。

STEP
対応ルーターの確認

手持ちのルーターがクロスパス方式に対応しているかを確認する。

STEP
接続方式の見直し

改善しない場合は、v6プラス系の接続方式に対応した回線への切り替えを検討する。

それでも夜間の速度に満足できない場合は、v6プラスを使えるドコモ光への乗り換えが選択肢になります。

対処法を試したうえでの判断なら、「乗り換えたのに変わらなかった」という失敗を避けられます。

ドコモ光×GMOとくとくBBのv6プラス優位性

ドコモ光の速度を最大限に引き出すなら、GMOとくとくBB×v6プラスの組み合わせがおすすめです。

今回の実測でも、GMOとくとくBBのユーザーはv6プラス方式で安定した速度を出していました。

v6プラスは大手VNEが提供する混雑に強い接続方式で、GMOとくとくBBが選ばれる理由は次のとおりです。

  • IPv4のサイトもIPv6の高速通信に載せるため、古いサイトでも速度が落ちにくい
  • 高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタルできる

こうした強みから速度重視の方に選ばれており、くわしくはドコモ光のIPv6解説をご覧ください。

プロバイダの選択肢|ドコモ光21社・楽天ブロードバンド固定

プロバイダ選びの自由度は、ドコモ光の方が圧倒的に高いです。

ドコモ光は21社のプロバイダから選べるのに対し、楽天ひかりは楽天ブロードバンドの1社に固定されており、今回の実測データも74件すべてが楽天ブロードバンドでした。

プロバイダを選べるドコモ光なら、速度に定評のあるGMOとくとくBBを指名でき、当たり外れを避けやすくなります。

オンラインゲームならPing値重視で判定する

オンラインゲームをする方は、下り速度ではなくPing値(応答速度)で選ぶのが正解です。

Ping値とは、データが往復するのにかかる時間のことで、この数値が小さいほど操作の反応が速くなります。

判断の目安は、次のパターンで確認できます。

オンラインゲームにおけるPing値の目安

Ping値応答速度
15ms以下かなり高速
16ms〜30ms高速
31ms~50ms普通
51ms〜100ms低速
101ms以上かなり低速

今回の実測では、3系統ともPingは約15〜16msで、どれも対戦ゲームに支障のない水準でした。

そのため、ゲーム目的でもどちらを選んでも大きな失敗はありませんが、有線接続の10ギガが最も安定します。

APEXなどの重いゲームでの相性は、ゲーム用途の詳細解説もあわせてご確認ください。

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スマホセット割比較|ドコモ1,210円割vs楽天モバイル1,000pt還元

スマホセット割は、ドコモ光が「月額割引」、楽天ひかりが「ポイント還元」と性質がまったく違います

ドコモ光は対象のドコモ回線1つにつき月額が割引され、楽天ひかりは楽天モバイルとのセットでポイントが還元される仕組みです。

私が通信業界にいた経験から言うと、月額割引は固定費をそのまま下げる効果、ポイント還元は使い道次第で価値が変わる変動リターンで、家計への効き方が異なります。

【ドコモ光】家族回線別のセット割シミュレーション

ドコモ光のセット割は、家族のドコモ回線が多いほど割引額がふくらみます

対象プランのドコモ回線1つにつき、最大1,210円割引が毎月スマホ料金から引かれるためです。

家族のドコモ回線月々の割引額年間の割引額
1回線1,210円14,520円
2回線2,420円29,040円
3回線3,630円43,560円
4回線4,840円58,080円
5回線6,050円72,600円

表のとおり、家族4人がドコモなら年間で約5.8万円もの割引になります。

ただし、割引額は加入しているスマホプランによって変わる点には注意が必要です。

プランによって割引額が変わる
セット割の割引額は、ドコモ MAX・ドコモ miniなどの加入プランで変わります。とくにデータ量の少ないプランは割引額が下がるため、自分のプランが対象か・いくら割引されるかは申し込み前に必ず確認してください。

最大20回線までセット割適用のカラクリ

セット割の対象は同居家族だけでなく、離れて暮らす家族も含めて最大20回線まで適用できます。

同じ「ファミリー割引」グループに入っていれば、三親等以内の家族の回線もまとめて割引の対象になるためです。

たとえば三世代で同じグループを組めば、祖父母・両親・子どもの回線まで一気に割引が効きます。

4人家族なら月4,840円割引の実例

4人家族全員がドコモなら、月4,840円・年間で約5.8万円が割引されます。

1回線あたり1,210円の割引が4回線分まとまるためです。

この割引はドコモ光を使い続けるかぎり毎月続くので、2年間では約11.6万円にもなります。

【楽天ひかり】楽天モバイルとの1,000pt還元と適用条件

楽天ひかりのセット特典は、楽天モバイル契約者が対象の「毎月1,000ポイント還元」です。

具体的には、楽天モバイルと楽天ひかりを併用すると毎月1,000ポイント還元が受けられます。

ただし、この特典を受けるにはいくつかの条件があります。

  • 楽天モバイルを契約していること
  • 楽天ひかりと同じ楽天IDで契約していること

還元されるのは現金ではなく楽天ポイントのため、楽天市場や楽天カードを使わない人は価値を実感しにくい点に注意が必要です。

付与の時期や対象プランの細かい条件は変更されることがあるため、最新の内容は楽天公式で確認しておくと安心です。

【ドコモ光】ahamoは対象外|ahamo光との比較で判定

ドコモを使っていても、ahamoはドコモ光セット割の対象外なので注意してください。

ahamoは月額を抑えた格安ブランドで、そのかわりにセット割の対象から外れているためです。

そのため、ahamoユーザーは「ドコモ光」と専用の「ahamo光」のどちらがお得かを、実質料金で比べて選ぶことになります。

項目ドコモ光(GMOとくとくBB)ahamo光
月額(マンション/戸建て)4,400円/5,720円3,630円/4,950円
事務手数料4,950円3,300円
工事費実質無料実質無料
キャッシュバック80,000円20,000dポイント
スマホセット割なし(ahamoは対象外)
実質料金(マンション・2年)約30,550円約70,420円
実質料金(戸建て・2年)約62,230円約102,100円

表のとおり月額はahamo光の方が安いものの、実質料金ではGMO独自キャッシュバックのあるドコモ光が大きく下回ります

ahamoユーザーでも、キャッシュバックをしっかり受け取れるならドコモ光が実質最安です。

ahamo光が向いている人
ahamo光は月額が安く手続きもシンプルなため、「キャッシュバックの受取が面倒」「長くシンプルに使いたい」という方には向いています。料金プランは変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の月額を確認してください。

他社スマホ(au・SB・UQ等)ユーザーの選び方

au・ソフトバンク・UQモバイルなどのユーザーは、ドコモ光も楽天ひかりもセット割が効きません

セット割は、ドコモ光がドコモ回線、楽天ひかりが楽天モバイルに限定されているためです。

この場合は、自分のスマホキャリアに対応した光回線を選ぶ方が、実質料金は安くなります。

くわしい代替案は、記事後半のタイプ別おすすめでも解説しています。

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毎月1,000ポイント還元

キャンペーン比較|ドコモ光の独自特典vs楽天ポイント

キャンペーンで比べると、一括で受け取れる金額はドコモ光が圧倒的に大きいです。

ドコモ光はGMOとくとくBB窓口の高額キャッシュバックが中心で、楽天ひかりは毎月のポイント還元が中心という違いがあるためです。

一括でまとめて受け取るか、毎月コツコツ還元を受けるか、どちらが自分に合うかで選び方が変わります。

【ドコモ光】キャンペーン一覧表(GMOとくとくBB窓口)

ドコモ光は、GMOとくとくBB窓口だと高額キャッシュバックがまとめて受け取れます

特典種類10ギガ1ギガ
キャッシュバック84,000円
(4ヶ月後)

7/13 17時終了!更に1,000円増額!!

7/13 17時終了!更に1,000円増額!!

80,000円
(4ヶ月後)

7/13 17時終了!更に1,000円増額!!

7/13 17時終了!更に1,000円増額!!

キャッシュバック
(ドコモでんき)
ドコモでんきの同時申込で8,000円貰える
キャッシュバック
(DAZN for docomo)
DAZNの同時申込で8,000円貰える
月額割引最大6ヶ月間ワンコイン500円/月
他社乗り換え補填乗り換えで最大100,000円分dポイントバック
(6ヶ月後)
Wi-Fiルーター10ギガWi-Fiレンタルルーターが月額190円1ギガWi-Fiレンタルルーターが無料
工事費無料最大28,600円実質無料
ドコモのスマホセット割ドコモとのセットで最大1,210円/月割引
dカード特典dカードの同時申込でAmazonギフトカード10,000円貰える
モバイルWi-Fi工事完了までの間、モバイルWi-Fiが最大3ヶ月間無料
訪問サポート初回の訪問サポートが無料
セキュリティソフト総合セキュリティーソフトが1年間無料

キャッシュバックに加えて、他社からの乗り換え違約金まで補填される点が強みです。

ただし、キャッシュバックは窓口や優待コードの有無で金額が変わります。

元大手通信会社社員

Taku

筆者コメント

優待コードの有無で受取額が変わる

GMOとくとくBBには複数の申込サイトがあり、優待コード(DCMH)を使う申込ルートかどうかで受取額が変わります。本記事のリンクはselectia経由の優待が適用されるルートで、受取手続きも比較的シンプルな窓口を選んでいます。申込時は、受取時期と手続き方法をメールで必ず確認してください。

【楽天ひかり】キャンペーン一覧表

楽天ひかりは、毎月コツコツ楽天ポイントが還元されるタイプのキャンペーンです。

一括の現金ではなく、楽天モバイルとのセットやSPUを通じてポイントで戻る仕組みになっています。

特典内容
楽天モバイルセット毎月1,000ポイント還元
楽天SPU楽天市場の買い物が+2倍
工事費実質無料
初回特典2,000ポイント

毎月1,000ポイントの還元は、2年間使えば合計24,000ポイントに達します。

ただし、還元されるのは楽天ポイントのため、楽天市場や楽天カードを使う人ほど価値が高くなる点は理解しておきましょう。

一括キャッシュバックvs継続ポイント|どちらが実質お得か

結論から言うと、楽天経済圏をあまり使わないなら一括キャッシュバックのドコモ光が有利です。

ドコモ光の一括キャッシュバックは1ギガで80,000円と、楽天ひかりの2年分のポイント(約24,000ポイント)を大きく上回るためです。

一方で楽天ひかりはSPU+2倍による上乗せがあり、楽天市場を多く使う人ほど差が縮まるため、年間支出額別に2年間の実質還元をざっくり試算すると次のようになります。

楽天市場の年間支出2年間の還元目安(ポイント還元+SPU+2倍)
年3万円約25,200ポイント
年10万円約28,000ポイント
年30万円約36,000ポイント

表のとおり、楽天市場を年30万円使うヘビーユーザーでも、2年間の還元は約36,000ポイントほどです。

そのため、一括で受け取れる金額の大きさを重視するならドコモ光、楽天経済圏で生活していてポイントを使い切れるなら楽天ひかり、という判断になります。

キャンペーンの最新の詳細は、ドコモ光のキャンペーン解説もあわせてご確認ください。

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Wi-Fi・ルーター比較|無料レンタルvs自己用意

Wi-Fiルーターは、ドコモ光が高性能機を無料レンタル、楽天ひかりは自分で用意するという大きな違いがあります。

ドコモ光はGMOとくとくBB窓口で最新の高性能ルーターを無料で借りられるのに対し、楽天ひかりにはルーターのレンタルがないためです。

この差は、初期費用だけでなく3年間のトータルコストにも効いてきます。

【ドコモ光】高性能Wi-Fiルーター無料レンタル

ドコモ光は、GMOとくとくBB経由なら最大4,804Mbps対応の高性能ルーターが無料でレンタルできます

自分でルーターを買う必要がないため、初期費用を数千円から数万円ぶん節約できるためです。

10ギガプランの場合も、10ギガ対応ルーターを月額190円の低価格で利用できます。

38ヶ月以上利用で返却不要のカラクリ

GMOとくとくBBのレンタルルーターは、38ヶ月以上の利用で返却不要になり、実質そのままもらえます

長く使う人にとっては、レンタルでありながら実質的に高性能ルーターを譲り受けられる形になるためです。

そのため、数年単位で使い続ける予定の方は、ルーターを別途購入する必要がありません。

【楽天ひかり】クロスパス対応ルーターの自己用意

楽天ひかりは、高速通信に必要なルーターを自分で用意する必要があります

楽天ひかりのIPv6(クロスパス方式)で速度を出すには、クロスパスに対応したルーターが欠かせないためです。

対応していないルーターを使うと、せっかくのIPv6接続が有効にならず速度が出にくくなり、買い替える場合の相場は性能により1万5千円から3万円ほどかかります。

手持ちのルーターがクロスパス対応か判定する方法

すでにルーターを持っている方は、買い替える前に対応しているかを確認しましょう

対応の有無は、次の手順で判定できます。

STEP
型番の確認

ルーター本体や説明書で型番を確認する。

STEP
対応リストの参照

楽天ひかり公式の「クロスパス対応ルーター一覧」で型番を検索する。

STEP
設定の確認

対応していれば、クロスパスの接続設定を行って速度が出るかを確認する。

以前ドコモ光で使っていたルーターも、クロスパスに対応していれば楽天ひかりでそのまま使えます。

対応していない場合は買い替えが必要になるため、この確認は乗り換え前に済ませておくと安心です。

3年間のルーター総コスト|無料レンタルvs購入

3年間のトータルで見ると、ルーター代の差がそのまま実質料金の差になります

ドコモ光は無料レンタル(長期利用で実質譲渡)のためルーター代は実質0円、楽天ひかりは購入費が1万5千円から3万円かかるためです。

項目ドコモ光楽天ひかり
ルーター入手方法無料レンタル自分で購入
3年間のルーター代0円(実質譲渡)15,000〜30,000円

この差は、実質料金の比較では見落とされがちですが、決して小さくありません。

ルーター代まで含めて考えると、コスト面ではドコモ光がさらに有利になります。

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解約金比較|更新月と工事費残債の落とし穴

解約金そのものは、2022年7月以降の契約ならどちらも数千円程度で大きな差はありません

電気通信事業法の改正で、解約金の上限が低く抑えられたためです。

ただし、本当に注意すべきは解約金よりも「工事費の残債」と「キャッシュバックの失効」で、こちらの方が金額が大きくなりがちです。

【ドコモ光】解約金と更新月の考え方

ドコモ光の解約金は、マンションで4,180円、戸建てで5,500円です。

2022年7月以降に契約した場合の金額で、それ以前の契約より大幅に安くなっています。

更新月(契約満了月とその前後の月)に解約すれば、この解約金はかかりません。

【楽天ひかり】解約金|24ヶ月・36ヶ月自動更新の違い

楽天ひかりの解約金は、マンションで4,180円、戸建てで5,280円です。

楽天ひかりには24ヶ月契約と36ヶ月契約があり、どちらも更新月以外の解約で解約金が発生します。

長期の36ヶ月契約は特典が手厚い反面、乗り換えのタイミングが限られる点がデメリットです。

工事費残債の一括請求|短期解約NGの落とし穴

解約金より気をつけたいのが、工事費の残債とキャッシュバックの失効による「見えない出費」です。

工事費の実質無料は継続利用が条件のため、途中解約すると残った工事費が一括請求されるうえ、受け取り前に解約するとキャッシュバックも失効するためです。

つまり、短期で解約すると「解約金+工事費残債+キャッシュバック失効」の三重の負担になりかねません。

失敗しない乗り換えの順番
キャッシュバックを受け取ってから、更新月に解約するという順番を守れば、三重の負担を避けてスムーズに乗り換えられます。工事費残債のくわしい仕組みは、実質料金の章の残債解説でも説明しています。

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評判・口コミ|『楽天ひかりはひどい』の真相を技術解説

「楽天ひかりはひどい」という評判は、特定の条件が重なったときに生まれるもので、条件が整えば十分に使えます

一方のドコモ光にも「月額が特別安いわけではない」という弱点があり、どちらも良い面と悪い面があります。

ここでは元通信会社社員の視点から、評判の本当の意味と、自分に当てはまるかどうかの見分け方を解説します。

【楽天ひかり】『ひどい?』の真相を専門家が技術解説

楽天ひかりに「ひどい」「遅い」という声があるのは事実ですが、その多くはクロスパス方式の混雑や設定不備が原因です。

実際に、次のような速度の不満が投稿されています。

  • 「楽天ひかりのクロスパス設定完了後も速度が遅い。ダウンロード3.78Mbps、アップロード66.44Mbps、ping69.60ms」(Yahoo!知恵袋・2025年12月
  • 「クロスパス接続確認サイトで『クロスパス可変サービス以外を利用中』と表示される」(Yahoo!知恵袋・2021年11月

これらは、クロスパス方式の設定がうまくいっていないケースが多くを占めます。

技術的な背景は、速度章のクロスパス解説でくわしく解説しています。

一方で、条件が整えば快適に使えているという声もあります。

「なにもしなくてネットが使えている。IPv6接続も確認できている。ルーターも今まで使っていたものを再設定なしで使用」

出典元:Yahoo!知恵袋・2022年2月

このように、楽天ひかりの評判は使う人の条件によって大きく分かれます。

楽天モバイル未契約×非対応ルーターの体感が最悪

「ひどい」という体感になりやすいのは、楽天モバイル未契約で、かつクロスパス非対応ルーターを使っている人です。

楽天ひかりのIPv6(クロスパス)は申込不要で自動適用されますが、対応ルーターを使わないと有効にならず、さらに楽天モバイル未契約ではポイント還元のメリットもないためです。

この2つが重なると、「料金の割にメリットがなく、しかも遅い」という最悪の体感になります。

回避策|v6プラス系ISPへの切替検討も選択肢

速度に不満がある場合は、乗り換える前に設定と接続方式を見直すのが先決です。

多くのケースは、クロスパス対応ルーターへの変更やIPv6設定の見直しで改善するためです。

それでも改善しない場合は、v6プラスを使えるドコモ光への乗り換えが有力な選択肢になります。

【ドコモ光】『弱点は何?』中立的にデメリットを解説

ドコモ光にも弱点はあり、最大のデメリットは「月額料金の額面が特別安くない」ことです。

SNSでも、月額の高さを指摘する声が見られます。

「月額でやめとけ:auひかり・ドコモ光…」

出典元:X・2026年6月

このように、額面の月額だけを見るとドコモ光は割高に見えます。

しかし、ドコモユーザーにとってはセット割とキャッシュバックで実質料金が逆転する点が重要です。

月額料金の額面は特別安くない

ドコモ光は、額面の月額では楽天ひかりに負けています

月額の安さを最優先する人にとっては、この点がデメリットになります。

ただし、実質料金ではドコモユーザーが大きく逆転するため、額面だけで判断しないことが大切です。

他社スマホユーザーは実質料金がかさむ

ドコモ以外のスマホを使っている人は、セット割が効かず実質料金がかさみます

ドコモ光のメリットの多くがドコモ回線とのセット割に集中しているためです。

他社スマホの方は、自分のキャリアに合った光回線を選ぶ方が実質料金は安くなります。

良い評判と悪い評判の属性別分類

評判は、使っている人の属性によってはっきり分かれます

良い評判・悪い評判がどんな人から生まれているかを整理すると、自分がどちらに近いかが判断できます。

評価どんな人か
満足しやすい(楽天ひかり)楽天モバイル契約者・楽天市場ヘビーユーザー・クロスパス対応ルーター使用
満足しやすい(ドコモ光)ドコモユーザー・家族回線が多い・速度重視
不満を持ちやすい(楽天ひかり)楽天モバイル未契約・夜間に集中利用・クロスパス非対応ルーター
不満を持ちやすい(ドコモ光)ドコモ以外のスマホ・月額の安さを最優先

表のとおり、同じ回線でも属性によって評価は正反対になります。

自分がどの行に当てはまるかで、満足できるかどうかがほぼ決まります。

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タイプ別おすすめ|ドコモ光・楽天ひかりの推奨タイプ

ここまでの6軸の比較を踏まえると、おすすめは「ドコモ光」「楽天ひかり」「実は他社光回線」の3つに分かれます

自分がどのタイプに当てはまるかで、選ぶべき回線がはっきりします。

自分に近いタイプを探してみてください。

【ドコモ光】がおすすめな人|3タイプの判定基準

ドコモ光は、次の3タイプの方に自信を持っておすすめできます

セット割・独自キャッシュバック・v6プラスの速度・10ギガの選択肢という強みが、これらのタイプに刺さるためです。

ドコモ光がおすすめな3タイプ
  • ドコモのセット割対象プランを使っていて、家族のドコモ回線が多い人
  • 10ギガの高速通信を使いたい人
  • v6プラスで夜間も安定した速度がほしい人

とくに家族に複数のドコモ回線がある世帯は、セット割の効果が大きく実質料金が最安クラスになります。

なお、ahamoユーザーはセット割の対象外ですが、独自キャッシュバックは受け取れるため選択肢に入ります。

【楽天ひかり】がおすすめな人|3タイプの判定基準

楽天ひかりは、楽天経済圏で生活している方にこそ向いています

毎月のポイント還元とSPUの上乗せが、楽天サービスを多く使う人ほど効いてくるためです。

楽天ひかりがおすすめな3タイプ
  • 楽天モバイルを契約している人
  • 楽天市場や楽天カードを日常的に使う人
  • 額面の月額料金をできるだけ抑えたい人

楽天市場を年間で多く使う方ほど、ポイント還元が実質的な割引として積み上がります。

反対に楽天サービスをあまり使わない方は、ポイント還元の価値を実感しにくい点に注意してください。

実質料金だけを最優先するなら、楽天モバイルユーザーでもビッグローブ光やauひかりなど他社の光回線の方が安いこともあるため、あわせて確認しましょう。

どちらもおすすめできない人の代替光回線

ドコモでも楽天モバイルでもない方は、正直なところ、どちらもベストな選択ではありません

セット割はドコモ光がドコモ回線、楽天ひかりが楽天モバイルに限定されているため、他社スマホでは割引が効かないからです。

その場合は、自分のスマホキャリアに合わせて光回線を選ぶ方が実質料金は安くなります。

自分に合った1本を選びたい方は、光回線おすすめランキングもあわせてご確認ください。

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乗り換え全手順|事業者変更で工事不要・双方向対応

ドコモ光と楽天ひかりの乗り換えは、どちらの方向でも「事業者変更」で工事不要で完結します

両社ともNTTのフレッツ光設備を使うコラボ光(ドコモ光や楽天ひかりなど)で、設備をそのまま引き継げるためです。

ここでは乗り換えの全体像を概要でつかみ、細かい手順は各専用記事で確認できるようにご案内します。

事業者変更の仕組み|転用・解約新規との違い

コラボ光どうしの乗り換えは、「事業者変更」という手続きで工事も不要になります

3つの乗り換え方式の違いを整理すると、次のようになります。

方式どんな乗り換えか工事
事業者変更コラボ光からコラボ光(ドコモ光⇔楽天ひかり等)不要
転用フレッツ光からコラボ光不要
解約新規コラボ光から独自回線(auひかり・NURO光等)必要

ドコモ光と楽天ひかりはどちらもコラボ光のため、事業者変更にあたり工事は発生しません

そのため、立ち会いの手間や工事費の心配なく乗り換えられます。

【ドコモ光→楽天ひかり】乗り換えフロー(5ステップ概要)

ドコモ光から楽天ひかりへは、5つのステップで乗り換えが完了します

流れは次のとおりです。

STEP
承諾番号の取得

ドコモに連絡し、事業者変更承諾番号を発行してもらう。

STEP
楽天ひかりへ申し込み

承諾番号を使って楽天ひかりに申し込む。

STEP
切替日の確認

楽天ひかりから届く連絡で切替日を確認する。

STEP
ルーターの準備

クロスパスに対応したルーターを用意しておく。

STEP
切替・開通

切替日に自動で楽天ひかりに切り替わり、設定して開通する。

最もつまずきやすいのは、切替日とルーターの準備です。

ドコモ光からの乗り換え全体の手順は、ドコモ光の乗り換え全手順でくわしく解説しています。

【楽天ひかり→ドコモ光】乗り換えフロー(5ステップ概要)

楽天ひかりからドコモ光へも、同じく5ステップの事業者変更で乗り換えられます

こちらはGMOとくとくBB窓口を使うと、独自キャッシュバックまで受け取れます。

STEP
承諾番号の取得

楽天ひかりに連絡し、事業者変更承諾番号を発行してもらう。

STEP
ドコモ光へ申し込み

GMOとくとくBB窓口から承諾番号を使って申し込む。

STEP
内容の確認

GMOのオペレーターから簡単な意思確認の連絡が入る。

STEP
切替・開通

切替日にドコモ光へ切り替わり、届いた機器を接続する。

STEP
特典の申請

キャッシュバックや違約金補填の手続きを行う。

GMOとくとくBB経由なら独自キャッシュバックに加え、他社の違約金も最大100,000円まで補填されます。

くわしい手順は、楽天ひかりからドコモ光への乗り換え手順で解説しています。

乗り換え時にかかる費用の内訳

乗り換え時の費用は、キャッシュバックを取り込めば実質的な負担をゼロ以下にできます

かかる費用の内訳は、おもに次のとおりです。

  • 事業者変更承諾番号の発行手数料(3,300円が目安)
  • 乗り換え先の事務手数料
  • 工事費の残債(残っている場合)
  • 更新月以外なら解約金

これらを合計しても、ドコモ光の独自キャッシュバックや違約金補填を使えば十分に取り返せます。

そのため、費用面が理由で乗り換えをためらう必要はほとんどありません。

乗り換え後に『繋がらない』ときの原因と対処法

乗り換え直後につながらない場合でも、多くは切替日のズレか設定不備が原因ですぐに解決します

切替日と実際の開通日は別物で、機器の再認証が必要なケースもあるためです。

よくある原因と対処は次のとおりです。

  • 切替日をまだ過ぎていない ⇒ 案内された切替日まで待つ
  • ルーターの設定が古いまま ⇒ ルーターを再起動し、接続設定をやり直す
  • クロスパスの設定ができていない ⇒ 対応ルーターで設定を確認する

1〜2日で自然に開通するケースも多いため、あわてず様子を見てください。

3日以上たっても改善しない場合は、NTTやプロバイダのサポートに連絡しましょう。

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よくある質問|ドコモ光・楽天ひかりの疑問に回答

ドコモ光と楽天ひかりの比較・乗り換えで、とくに多い9つの疑問にまとめて回答します。

気になる項目だけでも、申し込み前に確認しておきましょう。

どっちが月額料金は安い?

月額料金の額面は楽天ひかりの方が安いです。ただし、ドコモユーザーはセット割とキャッシュバックを含めた実質料金で逆転するため、最終判断は実質料金で行うのがおすすめです。

どっちが実質料金がお得?

実質料金はスマホキャリアによって結論が変わります。ドコモユーザーはドコモ光、楽天モバイルユーザーは楽天ひかりが最安です。くわしくは結論の早見表をご確認ください。

どっちの通信速度が速い?

実測データではドコモ光×GMOとくとくBBの方が速い結果が出ています。ただし楽天ひかりも日常利用には十分な速度が出ており、大きな失敗はありません。

楽天モバイルを使ってないけど楽天ひかりはお得?

楽天ひかりの毎月1,000ポイント還元は、楽天モバイル契約者が対象です。楽天モバイルを使っていない場合はこの特典が受けられないため、お得感は薄れます。

開通日はいつ?月額はいつから発生?

申し込みから開通までは、2〜3週間ほどが目安です。月額は開通日から発生し、楽天ひかりは開通月の月額が無料になる特典があります。

事業者変更の場合、ルーターはそのまま使える?

クロスパス方式に対応しているルーターなら、そのまま使えます。対応していない場合は買い替えが必要になるため、乗り換え前に型番を確認してください。

事業者変更の場合、モデム・ONUの返却は必要?

事業者変更での乗り換えなら、モデムやONUは基本的に返却不要です。フレッツ光の設備をそのまま引き継ぐため、機器を交換せずに使えるケースがほとんどです。

事業者変更の場合、メールアドレスは引き継げる?

プロバイダが変わるため、メールアドレスは基本的に引き継げません。乗り換えの前に、GmailなどのフリーメールやWebメールへ移行しておくのがおすすめです。

事業者変更の場合、光電話の番号は引き継げる?

光電話の電話番号は、原則そのまま引き継げます。ただし番号の引き継ぎには手数料2,200円ほどがかかる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

疑問が解消できたら、自分に合った窓口から申し込みましょう。

まとめ|スマホキャリア別の最適解と申込窓口

ドコモ光はドコモユーザー、楽天ひかりは楽天モバイル×楽天経済圏の方にとって、現状の最良の選択肢です。

一方で、どちらにも当てはまらない他社スマホの方は、自分のキャリアに合った光回線を選ぶ方が実質料金は安くなります。

本記事のポイントを、最後にもう一度まとめておきます。

  • ドコモユーザーはセット割とGMOとくとくBBの独自キャッシュバックで実質料金が最安クラス
  • 楽天モバイル×楽天市場ヘビーユーザーは、楽天ひかりのポイント還元がそのまま生活費の節約になる
  • 速度・10ギガ・ルーター無料まで含めた総合力ではドコモ光が一歩リード
  • ahamo・au・ソフトバンクなどは両社とも割引が弱く、他社光回線の方がお得なこともある
  • 楽天ひかりは楽天経済圏を使わないと、ポイント還元の価値を実感しにくい

自分のスマホがドコモでも楽天モバイルでもない方は、光回線おすすめランキングで、自分に合う1本を確認してみてください。

ドコモユーザーの方は、独自キャッシュバックが受け取れるGMOとくとくBB窓口からの申し込みが最もお得です。

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